近代日本精神医療史研究会

Society for Research on the History of Psychiatry in Modern Japan
JSAA-ICJLE International Conference 2009でのパネル発表報告

シドニーニューサウスウェール大学をメイン会場にして、2009713日〜16日の会期開催されているJSAA-ICJLE International Conference 2009豪州日本研究学会日本教育国際研究大会2009)で、パネルJapanese Modernity and Folk Therapy for the Mentally Ill今日714日)無事に終えることができた。このパネルの発表発表順に、橋本明(愛知県立大学)、中村治(大阪府立大学)、板原和子大阪体育大学短期大学部)であった。司会進行およびメンテータートーマスミュラー(ドイツ・ウルム大学)を予定していたが、都合により急遽参加できなかったため、橋本がミュラーコメント(+パワーポイント)を代読するとともに、司会進行を行った。

 

JSAA-ICJLE International Conference 2009演題の多くが日本教育関連もので、日本研究に関わるものは少数であったため、われわれのパネルJapanese Modernity and Folk Therapy for the Mentally Ill学会全体のトーンの中ではやや異質なものに見えたかもしれない。実際、このパネルに参加した聴衆は決して多くはなかった。だが、それだけに、パネルに足を運んでくれた聴衆はとても熱心で、活発議論展開された。海外研究からの日本精神療史への関心の高さが伺われた。「この発表内容是非ともpublicationしてください」というあるオーストラリア人の研究言葉を励みに、なんとかパネルを出版の形にしたいと考えている。

| おしらせ | 21:05 | comments(0) | - | pookmark |
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