2009.04.19 Sunday
馬籠にて
島崎藤村の『夜明け前』の舞台といえば、馬籠宿(現・岐阜県中津川市)である。
この小説では主人公・青山半蔵が、狂人となり座敷牢に閉じ込められた。
この馬籠宿にある藤村記念館を訪ねた。
ここに座敷牢があるわけはない。
ただ昔の建物を多く残しているだろう宿場町で、「座敷牢の雰囲気」を味わおうというのである。
下の写真は水車のある建物の内部から外を見たもの。
格子の中からはこんな風に見えたのだろうか。
水車のある建物の外部には、下の写真のように格子がはめられている。
建物の中には囲炉裏があった。
煙でむせてしまった。