近代日本精神医療史研究会

Society for Research on the History of Psychiatry in Modern Japan
馬籠にて

 島崎藤村の『夜明け前』の舞台といえば、馬籠宿(現・岐阜県中津川市)である。
 この小説では主人公・青山半蔵が、狂人となり座敷牢に閉じ込められた。


 この馬籠宿にある藤村記念館を訪ねた。 
 ここに座敷牢があるわけはない。
ただ昔の建物を多く残しているだろう宿場町で、「座敷牢の雰囲気」を味わおうというのである。
 下の写真は水車のある建物の内部から外を見たもの。
 格子の中からはこんな風に見えたのだろうか。


水車のある建物の外部には、下の写真のように格子がはめられている。



建物の中には囲炉裏があった。
煙でむせてしまった。


| プチ調査 | 16:21 | comments(0) | - | pookmark |
第110回日本医史学会
来る2009年6月に第110回日本医史学会が開催されます。
会期・会場は以下の通りです。

会期:2009年6月6日(土)・6月7日(日)
会場:アバンセ 〒840-0815 佐賀市天神3丁目2-11


なお、精神医療史関係(と思われる)一般口演は、6月6日の13:30‐14:20(第2会場/アバンセ4階第1研修室A・B)に集められています。
演題は以下の通りです。

第20 若狭小浜の霊場小澤寺(おおそうじ)における滝治療・・・對馬秀子
第21 わが国における精神科ソーシャルワーカーの黎明(その2)・・・橋本 明
第22 肥前療養所の伊藤正雄―精神科病院全面開放の先駆者・・・岡田靖雄
第23 『ドン・キホーテ』にみる保護の三つの型について・・・小曽戸明子
| おしらせ | 15:13 | comments(0) | - | pookmark |
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