近代日本精神医療史研究会

Society for Research on the History of Psychiatry in Modern Japan
<< 近現代精神医療史ワークショップ | main | 『精神障害者問題資料集成 戦前編』の第7巻〜第9巻刊行される >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
新刊『精神病者と私宅監置―近代日本精神医療史の基礎的研究』

自己宣伝を一つ。

つい最近、日本学術振興会の科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の助成を受けて、『精神病者と私宅監置―近代日本精神医療史の基礎的研究』を出した。
ふつうの本屋の店頭で売られているとは思えないので、もしご入用の方があったなら、

六花出版
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-42
Tel: 03-3293-8787
Fax: 03-3293-8788
e-mail: rikka.press@gmail.com

まで。

ところで、この本を勤務先の大学図書館に寄贈しようとした時のこと。
「寄贈ありがとうございます」の言葉もない。
図書館カウンターの人は私にただ紙を渡し、無愛想に「所属と名前を書いてください。受け入れできなかった場合の処理を選んでください」という。
受け入れできなかった場合の処理として、(現物の)「1.返却を希望する」「2.返却を希望しない」のどちらかにマルをするようになっている。
まるで私が図書館にどうしようもない物を押し付けているみたいではないか(実際そうなのかもしれないが・・・)。
ともかく、その事務的な対応に心底失望した。




出版社:六花出版
刊行:2011年12月
定価:4,000円+税
A5版・上製・240ページ
ISBN 978-4-905421-08-5


目次

第一章 私宅監置制度の登場と発展

 1 江戸から明治へ
 2 瘋癲人に関する規則
 3 精神病者監護法下の私宅監置
 4 各地の精神病者監護法の施行規則
 5 私宅監置室の構造
 6 私宅監置制度の普及

第二章 監置患者の実際
     ―大分県公文書館所蔵『昭和十五年監置精神病者に関する綴』から

 1 大分県の精神医療史と『昭和十五年監置精神病者に関する綴』
 2 監置患者の統計的観察
 3 監置の許可
 4 監置患者の死亡
 5 監置の廃止
 6 患者の逃走

第三章 公費に関わる監置精神病者

 1 行旅病人としての精神病者
 2 精神病者収容所と公立監置室

第四章 戦前の私宅監置をめぐる評価と解釈

 1 「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」を読み解く
 2 私宅監置と精神病院法
 3 私宅監置のナショナリズム

第五章 私宅監置の戦後

 1 戦前から戦後へ
 2 精神衛生法と私宅監置制度の廃止
 3 離島の私宅監置

資料―第二章に関わる行政文書について

| おしらせ | 09:01 | comments(5) | - | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 09:01 | - | - | pookmark |
コメント
管理者の承認待ちコメントです。
| - | 2016/11/18 11:17 AM |
しかも、山口県立大学に通っておられたとか。
私のかつての職場の。
| Akira Hashimoto | 2012/08/03 10:01 PM |
はい。前期だけ金曜日に「多文化社会におけるコミュニケーション」という授業をしています。ふだんは介助の仕事をしています。
| あべ やすし | 2012/08/02 9:20 PM |
コメントありがとうございます。
愛知県立大学で非常勤をされているんですか?
| Akira Hashimoto | 2012/07/31 8:55 PM |
はじめまして。その「大学図書館」で発見し、これは!!!と感動しました。まったくの門外漢ですが、じっくり拝読したいと存じます。アマゾンで注文できるうちに注文しておきます。
| あべ やすし | 2012/07/31 3:22 AM |
コメントする









SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
LINKS
PROFILE