近代日本精神医療史研究会

Society for Research on the History of Psychiatry in Modern Japan
第20回日本精神医学史学会のプログラム

2016 年11月12日(土)・13日(日)に北野病院(〒530-8480 大阪市北区扇町2-4-20)で開催される第20回日本精神医学史学会のプログラムをお知らせします。

プログラムの詳細および日程表は、学会のホームページをご覧ください。

 



1日目【2016年11月12日(土)】
きたのホール会場

9:10-10:00 (プログラム1A)一般演題セッション
座長:生田 孝(聖隷浜松病院)
1A-1 
中山 浩 川崎市こども家庭センター 児童精神科 
日本の子育てをめぐる問題への対応についての歴史(3)――平安時代(仏教文献から)――
1A-2
岡安裕介 京都大学 人文科学研究所 
精神医学史研究における民俗精神医学の意義 ――狂気と水を巡る信仰を事例として――

10:10-11:00 (プログラム2A)一般演題セッション
座長:生田 孝(聖隷浜松病院)
2A-1
中村 治 大阪府立大学人間社会システム科学研究科
南方熊楠書簡から見た岩倉
2A-2
中村江里 一橋大学特任講師 
国府台陸軍病院における戦争神経症患者の疾病解釈と処遇――「神経衰弱」患者の病床日誌分析を中心に――

11:10-12:10 (プログラム3A)講演1(外国人特別講演)「フランス・リールにおける地域精神医療の新たなかたち」
座長:鈴木國文(松蔭病院)
講演:Jean-Luc Roelandt(フランス・リール精神保健の研究・人材育成センター)
通訳等:三脇康生(仁愛大学)

13:30-14:45 (プログラム4A)一般演題セッション 
座長:新宮一成(奈良大学)
4A-1
後藤基行 慶應義塾大学(PD)、国立精神・神経医療研究センター
精神病床における医療費支払区分別在院期間の歴史的分析
4A-2
風野春樹 東京武蔵野病院
精神科医・式場隆三郎の戦後
4A-3
岡田靖雄 青柿舎(精神科医療史資料室)
生活療法とはなんだったのか――歴史における評価というもの――

14:55-17:50 (プログラム5A)シンポジウム1「『精神病院』の興隆と衰退――精神障害者のための施設の歴史」
座長:北垣 徹(西南学院大学)
指定討論:江口重幸(東京武蔵野病院)
シンポジスト:松下正明(東京大学)、山中浩司(大阪大学)、松嶋 健(広島大学)、橋本 明(愛知県立大学)

-----------------------------------

1日目【2016年11月12日(土)】
第一会議室会場

9:10-10:00 (プログラム1B)一般演題セッション
座長:山岸 洋(北野病院)
1B-1
松山航平 京都大学教育学部、松本卓也 京都大学大学院人間・環境学研究科
恥の精神分析:現代ラカン派の理論的交点
1B-2
高橋豊 中央大学
ミッシェル・フーコのフィリップ・ピネル批判を巡って(掘

10:10-11:00 (プログラム2B)一般演題セッション
座長:古茶大樹(聖マリアンナ大学)
2B-1
滝上紘之 桜ヶ丘記念病院・慶應義塾大学医学部精神神経科学教室
疾病分類における「疾患単位」と「疾病類型」再考
2B-2
大前晋 国家公務員共済組合連合会虎の門病院
「自然な疾患単位」論の起源と終焉

13:30-14:45 (プログラム4B)一般演題セッション
座長:大前 晋(虎の門病院)
4B-1
若山 須賀子 児玉教育研究所 心理療法センター
心理療法における心的イメージとしての「マンダラ」(2)
4B-2
植野 仙経 京都府立洛南病院
ドラペトマニア論文を紹介し、その疑似科学性について検討する
4B-3
吉川 順1)・細川 清1,2) 
1)医療法人杏山会 吉川記念病院 精神科 2)原尾島クリニック 心療内科

ヒステロ・エピレプシーの断層

-----------------------------------

2日目【2016年11月13日(日)】
きたのホール会場

9:10-10:00 (プログラム6A)一般演題セッション
座長:高林陽展(清泉女子大学)
6A-1
小泉 明 港北病院
J. Grasset(1849〜1918)の業績について
6A-2
玉田 有 虎の門病院精神科
下田光造と森田正馬――執着性格の名称変更をめぐって――

10:20-11:10 (プログラム7A)一般演題セッション
座長:中谷陽二(筑波大学名誉教授)
7A-1
工藤弘毅1)・古茶大樹2) 
1)慶應義塾大学医学部精神神経科学教室・2)聖マリアンナ医科大学神経精神科学講座
Schneider KはSinngesetzlichkeit(意味合法則性)をどう考えたか
7A-2
松下 正明 東京大学名誉教授
1912年5月30日、キールにて ――ホッヘ、アルツハイマー、クライスト、ウルシュタイン、そしてクレペリン――

11:20-12:20 (プログラム8A)講演3(会長講演) 「19世紀ドイツの精神病院長たち」
座長:濱田秀伯(おおてまちメンタルクリニック)
講演:山岸 洋(北野病院)

14:10-16:10 (プログラム9A)シンポジウム2 「精神医学史の視点からDSMを診断する」
座長:阿部隆明(自治医科大学)
シンポジスト:神庭重信(九州大学)、村井俊哉(京都大学)、内海 健(東京藝術大学)

16:20-17:35 (プログラム10A)一般演題セッション
座長:中村 治(大阪府立大学)
10A-1
落合雄彦 龍谷大学法学部
植民地期の狂気――アフリカ植民地精神医学史研究のためのプロローグ――
10A-2
細川 清 原尾島クリニック・精神科
「癲」と「癇」の合流 ――取り残された誤謬と偏見――
10A-3
熊 努  虎の門病院分院精神科
誤信念課題の形成とその問題点について

-----------------------------------

2日目【2016年11月13日(日)】
第一会議室会場

9:10-10:10 (プログラム6B)講演2 「心を病むことの体験と精神障害者処遇――PSWの視点からみた精神医療史」
座長:村井俊哉(京都大学)
講演:篠原由利子(佛教大学)

10:20-11:10 (プログラム7B)一般演題セッション
座長:熊崎 努(虎の門病院)
7B-1
清水健信1)・松本卓也2) 
1)京都大学医学部医学科・2)京都大学人間・環境学研究科
木村敏のドゥルーズ的読解(1) ――「死の非人称性」――
7B-2
山雅広 京都大学大学院人間・環境学研究科
ラカン派精神分析におけるポスト・エディプス時代の父性隠喩――禁止から不可能へ――

以上

| おしらせ | 19:04 | comments(0) | - | pookmark |
近刊予定 『<変態>二十面相 もうひとつの近代日本精神史』

 9月20日ころに、『<変態>二十面相 もうひとつの近代日本精神史』(竹内瑞穂+「メタモ研究会」編、六花出版)が刊行される予定です。

“<変態>二十面相”という、不思議なタイトルなのですが、「真面目な」本ですのでご心配なく。

目次は以下のとおりです。

 

<変態>二十面相 ―もうひとつの近代日本精神史・目次

 

総 論 ❖ 〈変態〉を繙 (ひもと) 江戸川乱歩と梅原北明の〈グロテスク〉な抵抗 ― 竹内瑞穂

 

第吃堯<変態>と向き合う 精神医学・心理学

 第1章 ❖ 呉秀三 とらえどころのない〈精神〉と〈正統派〉精神病学 ― 橋本明
 第2章 ❖ 『変態心理』の頃の森田正馬 ― 安齊順子
 第3章 ❖ 小熊虎之助と変態心理学 ― 小泉晋一
 コラム❶ 〈変態心理〉的美術あれこれ ― 古川裕佳

 

第局堯)陳イ垢<変態> 変態心理・変態性欲・霊術

 第4章 ❖ 変態 (メタモルフォーゼ) する人・中村古峡 結節点としての『殻』 ― 佐々木亜紀子
 第5章 ❖ 文学が〈変態性欲〉に出会うとき 谷崎潤一郎という〈症例〉 ― 光石亜由美
 第6章 ❖ 田中守平と渡辺藤交 霊術家は〈変態〉か ― 一柳廣孝
 コラム❷ なぜ男たちは暗示にかかるのか 谷崎潤一郎 ― 西元康雅
 コラム❸ 芥川龍之介 〈変態心理〉言説に翻弄された大正の文豪 ― 乾英治郎

 

第敬堯<変態>の水脈 テクスト・表象
 第7章 ❖ 性的指向 (セクシャリティー) と戦争 大日本帝国陸軍大尉・綿貫六助の立ち位置 (スタ
ンス)
―島村輝
 第8章 ❖ 妄想される〈女ごころ〉 木々高太郎『折蘆』考 ― 小松史生子
 第9章 ❖ 三島由紀夫 とてつもない〈変態〉 ― 柳瀬善治
 第10章 ❖ 戦後空間を生きのびる〈変態〉 阿部定と熊沢天皇 ― 坪井秀人
 コラム❹ 極北の耽美小説家 山崎俊夫 ― 月光散人
 コラム❺ 酒井潔 澁澤龍彦・種村季弘が愛したエロティシズムの旗手 ― 大橋崇行


メタモ(変態)とは何ぞや あとがきに代えて ― 坪井秀人


参考文献一覧──〈変態〉を学ぶ人のために ― 竹内瑞穂〔編〕

 

以上です。

下にチラシの画像を添付しましたが、詳細が見にくいと思いますので、ファイルのダウンロードはここからどうぞ。

 

 

 

| おしらせ | 16:15 | comments(0) | - | pookmark |
『精神障害者問題資料集成 戦前編』 第10巻〜第12巻 刊行

2016年6月末に『精神障害者問題資料集成 戦前編』第10巻〜第12巻(第4回配本、全3冊)が、六花出版から刊行された。

これで、このシリーズ(戦前編)全12冊も完結したと言えるだろう。

パンフレットには「編集復刻版 限定100部」とあるので、購入申し込みは早めにしたほうがいいかも知れない。

詳細は、ここを参照。

 

なお、各巻のおもな復刻資料(の概略)は以下のとおり。

 

第10巻 『救治会々報』

第11巻 『和光』、公立及代用精神病院協会総会議事録、日本精神病医協会記事

第12巻 『心理と医学』、精神病検診録/日露戦争時の障害兵士「病床日誌」ほか、京都府・川崎市・神奈川県公文書類

 

以上。

 

パンフレットの最初のページ

| おしらせ | 14:11 | comments(0) | - | pookmark |
損保ジャパン日本興亜福祉財団賞 受賞記念講演会・シンポジウム 利用者の「生活」から福祉の「場」を考える

以下の要領で「損保ジャパン日本興亜福祉財団賞 受賞記念講演会・シンポジウム」が開かれます。

シンポジウムでは私も登壇させていただきます。

参加申し込みなどの詳細は、こちらをご参照ください。

先着150名までで、参加費は(懇親会も)無料です。

 

テーマ:

 

利用者の「生活」から福祉の「場」を考える

 

援助やケアの場は、同時に利用者の生活の場であり、あるいはその背後にある各人の生活史が交錯しあう場でもある。このような意味での「生活」というより広い視角から、治療や介護、あるいは援助の「場」としての福祉や医療を改めて振り返り、施設から地域へという流れの中にある現代において、それらの「場」を「開いていく」可能性を探ります。

 

1.日時

 

2016年7月23日(土)午後1時〜午後5時 (受付開始12時30分)  

※懇親会 ・・・ 午後5時〜6時 参加費は無料

 

2.会場

 

グランドアーク半蔵門  東京都千代田区隼町1−1  電話(代表)03-3288-0111

●東京メトロ 半蔵門線 半蔵門駅(1番出口より徒歩5分)

●タクシー 東京駅より約10分

 

3.内容

 

<第1部 受賞記念講演会>

 

受賞者: 青山 陽子氏 (成城大学ほか非常勤講師)

受賞著書:「病いの共同体 −ハンセン病療養所における患者文化の生成と変容− 」(新曜社 2014年11月発行 )

◆講演者プロフィール 成蹊大学ほか非常勤講師。 東京大学大学院医学系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)早稲田大学。

 

<第2部 シンポジウム 『利用者の「生活」から福祉の「場」を考える 』>

 

コーディネーター:

岩田 正美氏〔日本女子大学 名誉教授〕

パネリスト:

谷口 由希子氏〔名古屋市立大学 准教授〕

橋本 明氏〔愛知県立大学 教授〕

向谷地 生良氏〔(社福)浦河べてるの家 理事、北海道医療大学 教授〕

コメンテーター:

青山 陽子氏〔成城大学ほか非常勤講師〕

 

※講演会・シンポジウムともに要約筆記あり

 

(以下省略)

| おしらせ | 17:27 | comments(0) | - | pookmark |
共同集会「イタリアからの声を聴いて」

精神医療「史」とは直接関係はないが、お知らせをひとつ。
特定非営利活動法人東京ソテリア主催の"共同集会「イタリアからの声を聴いて」"が、イタリアからゲストを招いて名古屋と東京で開催される。
というか、名古屋ミーティングはすでに開催され、参加してきた。
とても盛会だった。
精神障害の当事者の参加が多かったように思う。
あさって(3月6日)には、東京で江戸川ミーティングが行われる。
以下は開催内容である。

<名古屋ミーティング>

日時: 2016年3月4日(金)13:00-15:00
場所: 名古屋国際センター別棟ホール(地下鉄桜通線国際センター駅すぐ) 052-581-5678

ゲスト
•「入院制度を廃止したイタリアに住む精神障がい者の生活の実際」
 ジャコモ Alberici (精神障がい当事者)
•「地域からみた障がい者とのかかわり−差別と偏見を乗り越える−」
 ティチアナ Passarini (ボローニャ市教育主事)
•「イタリア・ボローニャにおける当事者主体の地域精神保健」
 カタリーナ Bruschi(ボローニャ県地域精神保健センター 精神科医)
 マリオ Piccirilli(協同組合AssCoop デイケアセンター 保健福祉相談員)

指定討論:
 増川ねてる(WRAP ファシリテーター)
 渕野真広(愛知県精神医療センター 精神科医)

<江戸川ミーティング>

日時: 2016年3月6日(日)14:00-16:00
場所 :タワーホール船堀二階イベントホール平安(都営新宿線船堀駅すぐ) 03-5676-2211

ゲスト
 (名古屋ミーティングと同じ)

指定討論:
 本條義和(みんなねっと理事長)
 村上 健(村上医院 精神科医)

以上

| おしらせ | 17:57 | comments(0) | - | pookmark |
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
LINKS
PROFILE
  • 管理者ページ
  • SPONSORED LINKS